1年たったので時効でいいですか?
ネタとして?昨年受験し、合格しております。メモです。
知ってはいたけれど
日本安全食料料理協会が実施している検定試験です。
国の機関のような、公的機関団体のような雰囲気ですが主に食品に関する資格認定を行っている団体です、〇〇ソムリエ、〇〇インストラクター系のものです。
紅茶アドバイザー認定試験は、茶葉の知識から、カップ&ソーサー、美味しい紅茶の淹れ方、オリジナルブレンドまで、紅茶についての基礎知識を有していることを認定する試験です。資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
https://www.asc-jp.com/drink/teameister/
国家資格ではありません。
喫茶店に入ると、まず注文したいのがコーヒーや紅茶。コーヒーと並んで紅茶は人気の飲み物です。近年喫茶店を開業したいという人が増えており、喫茶店の経営の基礎から学べる紅茶マイスターの資格がじわじわと注目されてきています。
https://www.asc-jp.com/drink/teameister/
紅茶は本格的に学び始めるとかなり奥深いものです。世界で一番紅茶を飲む国イギリスには、紅茶エキスパートを目指す人向けの資格が多数存在しますが、日本でも紅茶の資格がいろいろあります。資格を取得して確かな紅茶の知識を身につけているオーナーが淹れる紅茶の味はひときわ違うものです。
そうなのか。
なお、実技試験はありません。
一部の資格試験、検定試験は営利的要素が強いことは認識しています、いえ、おそらく何かの利益追求が微塵もない認定泥土は存在しないのでしょう。その認定制度における、社会的な信頼度、認知度、取得後にもたらされるメリットはその取得難易度や取得コストと相関の関係は全くないし、取得した取得の価値については取得してそれをどうするか、が大部分を占めているのだと思うのです。
で、多分、自分の場合、これを持っている人が持っていることをドヤしてきても、権威を感じないと思います。これに合格したことと紅茶に関して業務で収益を得られるはイコールではないです、ステップや段階としてはありえるかもしれませんが…。
受験料は10,000円(消費税込み)です。70%以上の得点で合格、配点は非公表です。
試験の概要
申し込むと自宅に問題用紙解答用紙が送られてくるので、回答後返送します。2020年は6回設定されています。
一応、受験時のルール(制限時間、カンニングNG)はあるものの、いってしまえばやぶり放題です。用紙も一般的なA4コピー用紙で何かその辺のルール違反対策がなされている感じはありませんでした。※自分が違反したとは言ってない
問題数は20問、制限時間は45分です。一問あたり2分25秒、あまり悩んでいる時間はなさそうですね。穴埋め問題、正誤判定問題で構成されていて、穴埋めの場合自分で単語を記入します。
なんとなく、この資格試験に直結した通信講座があるので、その内容が前提である気がしますね。判断が人によって分かれそうな問いかけもあります。味覚ひとそれぞれ。うーんこれは、と思いながら自分の思う回答を記入しました。
自分の勘違いか、よくあることだとも思うのですが日本安全食料料理協会サイトと通信講座提供企業のレビューページの構成が同じでレビューが同一日付に複数ポストされているんです。全部★5で。承認した日がポスト日になるのであれば同一日付になるのも当たり前ですけどね。そんなこんなで、おそらく関連性のある団体同士なのかもしれません。だから何という感じですが。
内容的には紅茶に関するものから喫茶店づくりに関する内容まで幅広いので、20問で網羅しきれない感がありますね。これは試験設計として難しいところだと思います。
茶葉の分類 紅茶の等級と各等級 紅茶の淹れ方 紅茶の効能 紅茶の生産地と種類 様々な製法 紅茶のグレード 紅茶の生産地と種類
https://www.asc-jp.com/drink/teameister/
紅茶に関する出題では上記の内容です。出題の内容とイコールでもなかったかな、と振りかえります。
合格証は購入です。
結果通知に合格の記載があり証明にはなりますが、いわゆる合格証っぽものと免許証っぽいものは試験に合格しただけでは手に入りません。1万円ねぇ…と考えさせられるところ。
ほのめかすように表現していますけど、なんというか、自分がMOSの資格をお布施マスターというふうに揶揄したりするのに似たものを感じますし、それよりも割合が大きいというか、いっちゃあこれに限らず資格なんてビジネスですよ。
かかるコストでいえば、日本紅茶協会のティーインストラクターは通学と難易度によって実務経験が定められているので、コストも大きいし信用できると考えています。お茶を飲む人間の間での知名度もそれなりにあるはずです。それでもなお、その内容に賛否があるものです。
知らない人に、『紅茶マイスター』という肩書を見せれば、おお!っとなるかもしれません。紅茶マイスターのいる店、なんかすごそうでしょう?
個人の意見
自分は雑でもいいと思ってます。
繊細に気を使って淹れればうまいのは知っているし、そうするべき茶葉があるのもしっています。
でも、余裕がないから、そうしなければいけないと思えば思うほど、お茶が生活から遠のいてしまう。
ルールを守って飲まなければアウト、みたいなものにしたくないんです。お茶は基本的においしいものです。いい時間をつくるものです。
おとなだから最低限のマナーは守って、でも誰もみてないところでこっそりお行儀悪いことをしてみたりして、一杯のお茶と少しのお菓子で自分の機嫌を自分でとることができたらそれでいいじゃあないですか。
さすがにお客様にお出しする際は清潔や品質に気を配りますけれども、何も毎回、本格的なアフタヌーンティーを支度する必要はありませんし、教科書通りのペアリングや材料をそろえていては、疲弊してしまいます。くだけた関係だったらくだけたお茶会だっていいものでは。
誰かが正誤判定するとグレーゾーンにあったものが可と不可に切り分けられて、社会がだんだん息苦しくなっていってしまうのではないでしょうか。
この資格は店や講義を見据えての内容なので、”好き”から一歩先に進むという面で意味があると感じます。
思うことは、好きに承認はいらない、です。
好きは好きでいいではないか。他人の好きを侵害しない好きならば、それは立派なことだからその好きを認めてもらったり、承認してもらったり、証明してもらうのは、マストじゃない。
自分の好きに自信をもとう☺
コメント
質問です。紅茶マイスターの資格を取るには通信講座などを受けないと難しいでしょうか?独学でやってみたいなーと思ってたのですが、これといった本も売ってないのでどういう対策をすれば合格できるのか知りたいです。
コメントありがとうございます。
ご自身で紅茶や関連する文化がお好きであれば、自ずと関わる知識が蓄積されていくものかと存じます。まさに好きこそ物の上手なれ、ということです。
独学でおやりになるのでしたら、これを取得するため、ではなく、ご自身の好きだというお気持ちを心行くまで満たし続けたあと、これも楽しみの一つとして挑戦されるのがよろしいかと、私は考えています。
出題にとあるレシピを作るのに最適な茶葉の産地などを問うものがあったとして、茶葉は一般的傾向はあるけれどシーズン、茶園で繊細に風味がことなるので、一概には言えない、さらに何より好みの問題だろうと考えています。
何を最良とするかは常に淹れ手と飲み手の気持ち次第!が私の見解です。
これを何かに規定されちゃうのが、少し面白くなかったのかもしれません。
紅茶に直接的には無関係な、カフェ店舗運営的な内容もありますので、いわゆる紅茶本だけをお読みになられても難しいと思いますが、このあたりはアルバイトもしくは日頃のお店で飲食を楽しんだ記憶が助けになるでしょう。
もし、お金と時間をだしてお勉強するチャンスがおありでしたら、日本紅茶協会やロンネフェルトの制度を調べてみてください。
自分も、いつかいつかと、夢見ているものです。
ありがとうございます!参考になりました!
まずは独学で勉強できる所までやってみようと思います!